メタコン
Ver. 1.0 B2
 |
 419KB |
□概要
クリップボードやディスクに格納された拡張メタファイルを，表示，保存するためのツー
ルです。保存形式は，JPG，BMP，PNG, EMF，WMFに対応しています。
□機能
1.拡張メタファイル形式で格納されたクリップボード・データをビューアーに表示できます。
2.ディスクに保存されたメタファイルを（EMF，WMF）を開き，ビューアーに表示できます。
3.ビューアーやメタコン・ショートカットへメタファイルをドラッグ＆ドロップすると，
ファイルを開きます。
4.図形や曲線のギザギザを滑らかに見せる（アンチエイリアス機能）ことができます。
5.背景に色，グラデーション，メタファイル図を設定できます。
6.画像に外枠付けできます。
7.反転，コントラスト強調，ガンマ補正，色補正の画像処理が可能です。
8.画像の一部を拡大して，カーソル位置の色の値を，10進法や，HTML作成時の
#から始まる16進法で表示・コピーできます。
9.JPG，BMP，PNG, EMF，WMFファイルとして保存できます。
10.画像を，BMPデータとしてコピーできます。
11.ビューアーの画像を拡大・縮小できます。この結果は，保存ファイルや，コピーされ
たBMPクリップボード・データに反映されます。
12.自動クリップ貼り付け機能。クリップボードを常に監視し，拡張メタファイルが格納
されると，自動的にビューアーに画像が表示されます。自動的に，予め指定したファイル
形式で保存も可能です。
13.デスクトップ・スクリーンやアクティブ・ウインドウの画像を取り込むことができます。
14.自動・手動保存したファイル名の一覧をリスト表示・保存できます。
□活用方法
使い方は簡単だと思いますので，説明は省略しますが，次のような場合にメタコンを活用
できると思います。。
1.独自形式のファイルフォーマットのドローデータを，他形式の画像として保存する。例
えば，Molip Draw（http://www.molips.com/jp/）の画像の一部を，Jpgとして保存する。
2.クリップボード上のデータが拡張メタファイルのため，ペイント系アプリケーションに
貼り付けできない場合，メタコンを介して貼り付ける。
□インストール
mcon1b2j.exeを実行すると，自動的にインストールされます。
□アンインストール
コントロールパネルのアプリケーションの追加と削除よりできます。メタコン 1.0 B2版
アンインストールを実行すると，レジストリデータ及びファイルが削除可能です。
手動でアンインストールするには，インストール先の全てのファイル（デフォルトでは，
C:\Program Files\Metacon1b2j 以下の全てのファイル）を削除してください。また，レジ
ストリデータは，HKEY_CURRENT_USER\Software\Dragon Soft 以下のキーを削除してくださ い。
□著作権について
このプログラムの著作権は ドラゴン4891が保持します。しかし、配布／利用は自由です。
配布する場合，一言連絡していただけるとうれしいです。
本プログラムの不具合による損害の責任は負いません。
□連絡先
ご意見、ご希望、ご感想、バグレポート等がございましたら、
support@shibaguchi.com までメールを下さい。
Molip Draw Fan Club！（http://www.shibaguchi.com/molip/）のBBSでも結構です。
□謝辞
メタコン開発に当たって，次のコンポーネントを使用しました。各作者に感謝致します。
中村 拓男氏 TNkClipDetector Ver. 1.2
tarquin氏 TGLDPNG ver 3.3
また，素敵なアイコンを作って下さった みゃーパパ氏に深謝致します。
□改訂履歴
2001.01.12 1.0 A1版（初版）
2001.01.17 1.0 A2版
1.ディスクに保存されたメタファイルを（EMF，WMF）を開き，ビューアーに表示できるよ
うにした。
2.ビューアーやメタコン・ショートカットへメタファイルをドラッグ＆ドロップすると，
ファイルを開くようにした。
3.画像を，BMPデータとしてコピーできるようにした。
4.ビューアーの画像を縦横比を維持したまま拡大・縮小できるようにした。
5.自動クリップ貼り付け機能の搭載。クリップボードを常に監視し，拡張メタファイルが
格納されると，自動的にビューアーに画像が表示され，また，自動的に予め指定したファ
イル形式で保存できるようにした。
6.自動・手動保存したファイル名の一覧をリスト表示・保存できるようにした。
7.終了時に，ウインドウの大きさと位置を記録するようにした。また，ファイルを開く・
保存時のフォルダを記録するようにした。
2001.01.25 1.0 A3版
1.PNG形式で保存できるようにした。
2.PNG，JPGで圧縮オプションの追加と保存時の進行状況表示。
3.背景色を設定できるようにした。
2001.02.14 1.0 A4版
1.図形や曲線のギザギザを滑らかに見せる（アンチエイリアス）機能を搭載。
2.画像に枠付けできるようにした。
3.反転，コントラスト強調，ガンマ補正，色補正の画像処理を搭載した。
2001.02.18 1.0 A4版
アイコンをDelphi5デフォルトからみゃーパパ氏作のものに変更
機能アップはないので，ヴァージョンは 1.0 A4 のままです。
2001.03.10 1.0 B1版
1.背景にグラデーションやメタファイル図を設定できるようにした。
2.画像の拡大・縮小に，縦横比を維持しない拡大・縮小もサポートした。また，ピクセル
単位での拡大・縮小にも対応。
3.デスクトップ・スクリーンやアクティブ・ウインドウの画像を取り込むことが可能になった。
4.起動時デモを表示しないようにも設定できるようにした。
2001.03.27 1.0 B2版
1.画像処理−色補正で，色のRed値とBlue値を逆にしていた不具合を修正
2.画像処理を元に戻す機能を追加（1度だけ）
3.色の値を取得する拡大鏡機能の追加
4.色指定のためのダイアログを拡張